ナースの誕生日

一昨日の3月29日は第94回看護師国家試験の合格発表の日でした。
以前、入院したときにお世話になった准看のM嬢もこの試験を受けておったので、関係のない自分まで何やらドキドキしておったのですが、夕方、「合格しました!」メールが。

今年の看護師試験は大変難しかったようで、M嬢も「全然できなかった」との感想を述べておったのですが、どのくらい難しかったかというのは、あたしにはよくわからないので(当然だ)、受験生の声などを見ていただくとなんとなく「難しかった雰囲気」が伝わる気がします。

「がんばれ看護学生!」~94回看護師試験を終えて~

 http://www.medicmedia.com/kango/info/index.html#a09

ついでにもう一つ。
毎年合格発表は、マスコミにリリースされて、翌日の新聞に住所(市町村名)と名前が掲載されるのです。これをみて、本人以外(家族とか親戚とか友人とか)も「あ、合格したんだ…!」と、喜びを分かち合えたわけです。
し・か・し、今年から「個人情報保護」ということで、カタカナ氏名のみの公表となりました。

医師試験などの合格者名、漢字改めカタカナに(MSN-Mainichi INTERACTIVE 3/26)

 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050326ddm041040029000c.html

…これって、誰のための発表なんだろ。
自分は、合格発表見に行けばわかるわけですよね。しかも、このランダムな並び方…受験番号順??

一応、3月30日付の「河北新報」を見ましたよ。1ページ分、カタカナで埋め尽くされている、というある意味かなりシュールな紙面を見て、探す気力を失いました。
(興味のある方はぜひその紙面を見てみましょう)

個人情報保護は大事ですよ。以前から自分もそう訴えてきたわけです。
個人情報を保護する、と言うのだったら、中途半端な発表やめたらいいのに。
目的と手段がリンクしてないですよ、これじゃ。
そもそも、市町村と名前だけで個人の特定なんてほぼ不可能でしょう。よっぽど珍しいお名前でなければ。
厚生労働省の判断ミスですね、明らかに。いや、ミスではなくて、責任逃れか。

しかし、そんなことはどーでもいい。

とにかく、
合格おめでとう!

とこの場を借りて(自分のblogだろ)M嬢と全国の合格したみなさんへお祝いの言葉を。

3月29日、新たに44,137人のナースが生まれました。
まさに「ナースの誕生日」です。頑張れ!新人ナースたち。

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