同窓会と乗りつぶし(2)

夕べの酒はきれいに抜けて、朝5:30にしっかり起床できました。
予約したとき「朝食あり」にしたんだけど、よくある「無料の朝食」レベルだと思っていたら、しっかりバイキングだったみたい。それだったら朝食なしにしたのになあ…。失敗。

貧乏性なので、朝食を食べに行ったら、高校生の集団がうようよ。しかも女子。
そういえば、県高校総体の時期でしたね。

女子高生と一緒に朝食を食べ、7:30にチェックアウト。駅に近くていいホテルでした。

さて、千葉駅から特急「しおさい1号」で一気に銚子を目指します。
日曜日なので指定を取ったのですが、この列車、9両編成で自由席7両もあるので、どこでも座れるじゃないの。と、今日二つ目の反省。

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8:10に千葉駅8番線を定刻発車。使用編成は255系Be-01編成。
この255系、シートピッチはそれなりですが、このシートの座面のカーブ、ランバー部分が薄くて、腰痛持ちの私にはややつらい。651系のシートが好きなんだけどなあ。

一応、千葉駅でビールを仕込んでいたのですが、朝っぱらから飲むのもどうかと思い、躊躇しているうちに、うとうとしてしまい、あっというまに終点、銚子についてしまいました。

▼銚子駅に到着したしおさい1号。
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さて、これより銚子電鉄に乗るのだが、接続時間は10分。
ところが、しおさい1号の車内放送では、「次の銚子電鉄、外川行きは9:50」とアナウンス。
あれ、9:40のはずでは? まさかダイヤ変わってた?
あわてて、銚子駅のみどりの窓口で時刻表をめくったら、外川行きは確かに9:50発とある。これで折り返すと銚子着は10:38。これでは10:28発の成田線に乗ることが出来ないではないか。しかも、その後成田線は2時間近く無い。これに乗らないと、その後の接続が全てアウトになってしまうのだ。

1分ほど悩んだが、今回は銚子電鉄は諦めました。犬吠埼も見たいし、また来ればいいでしょう。
…それまで銚子電鉄が存続していただけるのか、という大問題はありますが。

今度は1時間近く待ち時間が出来たので、駅前の煎餅屋さん「イシガミ」にてぬれ煎餅を購入。

駅周辺を若干散策したのち、ホームに戻り、発車を待っていた113系…10:38発八日市場経由千葉行きの車内で、ビールをグイっと。

そうこうしているうちに10:28発の成田線佐原経由成田行き444Mが入線。
およそ40分ほど乗車し、佐原にて下車。ここから鹿島線に乗り換えるのだが、接続が悪く、ここで1時間も待たなければならない。本日二度目の1時間待ち。

でも、佐原に来たからにはぜひ行きたいところがあるんです。

佐原は、日本で最初の実測による日本地図を作り上げた伊能忠敬が暮した街。
そう、ここは地図ヲタの聖地なのです。

まずは「伊能忠敬記念館」へダッシュです。

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ここに展示されている、いわゆる「伊能図」の美しさにしばし見とれてしまいました。その正確さは測量技術の正確さによるものであり、素晴らしい技術力に敬服したのですが、もっと凄いのは、伊能忠敬はこの事業を、50歳から始めたということ。49歳で隠居して、50歳で勉強を本格的に始め、55歳から全国の測量の旅に出て行くのですから、頭が下がります。

そう、人生はこれからなんですよ。

佐原の古い町並みを横目で眺めつつ、もう一つ気になるものをゲット。佐原といえば、住所!
「佐原市イ」「佐原市ロ」「佐原市ハ」(合併してしまったので、現在は「香取市佐原イ」)をこの目で見なければ。

▼これです。これ。
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▼佐原の古い町並みと小野川と樋橋(通称ジャージャー橋)
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と、楽しい1時間を過ごして、12:11発鹿島神宮行き2533M、4両編成の113系に乗り込みます。
マリ104編成ということは、国府津から転属してきたやつかな?(自信なし)

鹿島線は30年ぶりくらいの乗車。利根川橋梁も北浦橋梁もドキドキします。

鹿島神宮駅で13分の待ち合わせで、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗車。単行ワンマンの6000形(6015)ですが、広告ラッピングされています。車内は転換クロスシート。鹿島神宮発車時点で7~8割の乗車となかなかのものです。

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▼鹿島神宮~(臨)鹿島サッカースタジアムはJR東日本なので、購入したのは鹿島スタ~水戸。
 鹿島スタは客扱いしないので普通は販売しない切符。「フリー切符」持参者のみ買うことができます。
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この大洗鹿島線、踏切がありません。さらに単線ながらなかなかの高規格な路盤で、そんじょそこいらの3セクとはレベルが違いすぎです。そこを単行のディーゼルカーがのんびり走る姿もまた不思議な風景なのですが。

1時間半のんびり走り、水戸駅に到着。
ここから今度は水郡線で郡山にいくのですが、またここで1時間待ち(笑)。本日三度目です。
その原因を作ったのは、大洗鹿島線のダイヤをJRが無視していること。水戸到着のわずか2分前に水郡線は出発してしまうのです。せめて5分待ったって何の支障もなさそうに思えるのですが…。ただ、大洗鹿島線と水郡線を乗り継ぐ客がどれだけいるのだろうか、という根本的な問題もありますなあ。

15:14発の337DはキハE130系2連ですが、水戸発車時はほぼ満員状態。なるほど、日曜の午後でこれですから、水戸口での混雑はかなりのものですね。

その後3時間の水郡線の旅は、睡魔と腰痛とのたたかいでございました。

▼水戸駅に入線した337D キハE131形+キハE132形
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▼常陸大子駅にて。
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●今回の乗車
 成田線   松岸~香取      31.8キロ
 両毛線   鹿島神宮~鹿島サッカースタジアム 3.2キロ
 水郡線   水戸~安積永盛   137.5キロ           合計 172.5キロ
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 JR全線   19844.7キロ
 乗車    13212.2キロ    66.578%

 鹿島臨海鉄道
   大洗鹿島線 鹿島サッカースタジアム~水戸 53.0キロ  
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 私鉄全線  7365.1キロ
 乗車     3276.1キロ      44.481%

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