消費税のカラクリ (講談社現代新書)
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斎藤 貴男
講談社
売り上げランキング: 1509
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おすすめ度の平均: 

100%ウソのトンデモ本
福祉財源論を語る前に読むべき1冊
この本って理論的なのかなぁ
威勢が良いだけで、実証的な内容が無い、いつもの斉藤氏の論調です。
個人事業者から見た消費税
昔から好きなジャーナリスト、斎藤貴男氏が先月に出した新刊を手にしました。
まずは、消費税増税は仕方ない、と「善意」で思っちゃってる方に読んでいただきたい。
どれだけ消費税がとんでもない税金なのか、ぜひ読み取ってほしいです。
ただね…。ちょっと斎藤さん、文章の質、落ちてないかしら。
舌鋒の鋭さはあいかわらずなんだけど、いつも以上に引用が長くて読みづらいし、ロジックがちょっと強引。
新書の出版ブームw で、執筆者も短期間で仕上げなければならない状態、ってやっぱり良くないと思います。
その結果、カラクリを知られちゃ困る人たちと、そのゴマカシに完全に飲み込まれちゃってる人たち、何でもレッテル貼りたがる人たちから、揚げ足とられちゃった。
Web上で、「本書でかなりのページを割いている仙台の事例。。。私は知りませんでした(笑) ってか、全く地元でも話題になってないのですが・・・。」と、自分の世界に閉じこもって世の中が見えていない残念な人もお見受けしました。自分の無知をさらさなくてもいいと思うんだけど。
どんな意見も結構ですが、私はそれでも、やはり消費税増税は絶対してはいけないと思います。