「e-Tax」の準備にとりかかってみた

どう考えても医療費が10万円を超えているので、ちょっとでも税金還付して、無駄なお金は取り返さないといけません。寡夫控除も今までしてませんでしたし。

んで、今年こそは確定申告をちゃんとしたいと思って、ネットであちこち徘徊して情報収集しながらひらめきました。インターネットで申告できる「e-Tax」(国税電子申告・納税システム)をつかってやろうではないか、と。以前は、準備期間が足りなくて断念したのだが、幸い今年はまだまだ十分時間がある。もちろん、別に申告書を作って税務署に持っていくのも全然ありなのだが、どんな仕組みなのか、に興味がある、つうだけなのです。

【e‐Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)

 http://www.e-tax.nta.go.jp/

まず、このページを読んで、事前準備。

必ず必要なのは、「住民基本台帳カード」(いわゆる「住基カード」)と、「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」。そして、「ICカードリーダライタ」の3点ということなので、まずは市役所に出向き、住基カードと電子証明書をまとめて申請。
申請書を提出してから15分くらいで、職員に呼ばれて、フロア内に設置してあるパソコンへ。ICカードリーダライタに住基カードをセットして、電子証明書の本人認証パスワードを入力するよう求められます。「4ケタから16ケタの英数字でお願いします」といきなり言われて、どうしようか戸惑っていたら「4ケタの数字でもいいですから」とせかされちゃった。…4ケタの数字なんて今時パスワードにもならんだろうに、と思い、さすがにそれは辞めました。
入力後、数分で手続き完了。
カードとともに、電子証明書の「写し」を貰い、手数料500円也。

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さて、続いてはICカードリーダライタを購入しないといけないのですが、近くのケーズデンキに行くと、ちゃんとコーナー化されており、5アイテムほど並んでいました。1,980円~2,980円程度の価格帯でしたが、一番使いやすそうな(というか一番メジャーな)非接触型のソニーの「PaSoRi パソリ」を2,696円でゲット。「価格.com」だと、店頭参考価格で2,780円、ネット最安値で2,372円、となっていましたが、まあいいところでしょう。

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▼本体。この上にICカードやらFelica搭載携帯電話(おサイフケータイ)やらを置く。「非接触型」なので差し込んだりはしない。置くだけ。
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家に帰ってから、いよいよセッティング開始。

(1)パソリのソフトウェアをインストール。
(2)e-Taxのホームページで、「事前準備セットアップツール」をダウンロードし、セットアップ完了。

これで終わり。あとは確定申告書を真面目につくるだけ。…セットアップしたら終わった気になっているという(笑)。

ついでなので、Felica関連のソフトも投入しておきました。
Suica、楽天Edy、nanaco、WAONの残高、履歴が一目でわかる電子マネー/SFカードビューワーが面白くって、見てたのですが、おサイフケータイの人はアプリでできることなので、使うことはないのでした。ネット決済にも使えるらしいけど、電子マネーは使わないし。

確定申告以外に使い道がないというのもいかがなものか。ICカードリーダライタよ。
それをいったら住基カードも使い道がないよなあ。これだけ使い道がなくて、セキュリティの心配が大きいシステムを簡単に導入するっていうのは、もちろん国家による個人情報の完全掌握、っていうのが狙いにはあるに決まってるんだけれども、そもそも大きな権益があるんだろな、ICチップ屋さんとか、カードベンダーとか。

ちなみに、住基カードのベンダーは以下の企業さんです。
NTTコミュニケーションズ(株)
(株)NTTデータ
(株)東芝
(株)日立製作所
パナソニック(株)
マクセル精器(株)→現:日立マクセル(株)
凸版印刷(株)
共同印刷(株)
小林記録紙(株)→現:小林クリエイト(株)
王子製紙(株)
大日本印刷(株)
トッパン・フォームズ
富士通(株)

そして、ICカードリーダライタの方は、「公的個人認証サービス対応ICカードリーダライタ普及促進協議会」なる組織がありまして、その会員企業はこちらの企業さんたち(リンク先はPDF)です。

とりあえず、確定申告書をつくりましょうね。

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