春霞とハワイアン

仕事でいつもより1時間以上早く家を出なければならないのに、夕べ3時までパソコンと戯れていたので、案の定寝坊しました。しかも慌ててクルマに乗って500メートルくらい走ったところで電話を忘れたことに気づき、3分のロス。

高速はなんだか靄がかかったようで、思わずボーッとしてしまいました。
1*0kmで走行中だということを一瞬忘れるところでした。
…仕事にはなんとか間に合いました。

ボーッとしていたのは、春の霞のせいだけはないんです。
先日、友人がCDを貸してくれました。
「Billancourtさんなら気に入ってくれると思うよ」といって差し出されたのは、NAOKO SHIMADA with Alaniの「HAPPY TREE」

【レヴューより】

 ハワイアンの伝導師、山内雄喜が新たなるパートナーに選んだのは島田奈央子。かつては〈島田奈美〉の名前で活動していたアノ人です。山内の完璧な(でもユルユルな)演奏に乗った島田のキュートな歌声といったら!! アネットが歌ってヒットさせた“Pineapple Princess”やビリー・ヴォーン楽団の名演でも知られる“Pearly Shells”といった選曲もナイス。夏の最後を彩るポップ・ハワイアンの宝石箱ともいうべき逸品ですよ。

さっそく聴いてみましたら…。あの懐かしい声がよみがえってきました。
確かにキュート。「巧くない」加減もあの当時のまま。

島田奈美ちゃん(本名:島田奈央子)が、本当に好きでした。
ライブはほとんど行きました。『Dream Child』とか『Free Balloon』でめちゃめちゃ盛り上がって(笑)。

大宮のライブハウス「フリークス」(すでになくなってしまいました)で、いろいろ話したこともありました。

島田奈美ちゃんは今から14年前、1990年を持っていわゆる「アイドル」としての活動を辞めてしまいました。
「アイドル」歌謡を歌うのが辛かった、というのが本人の弁。
でも、デビュー当時からハマっていた私にとって、それはまさに「失恋」でした。いや「婚約破棄」に近い心境でした(笑)。

あれから14年。彼女も33歳。
なんか昔付き合っていたコに、14年ぶりに唐突に再開して、しかも彼女がめちゃめちゃオトナになってて、ドキドキする…。そんな感じを覚えたCDでした。

2月のハワイアンもいいもんです。
すごくドキドキした。島田奈央子に。

島田奈央子オフィシャルサイト

 http://www.naoko-shimada.net/

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