知り合いの看護学生から、これから実習が始まるので、膨大なレポートと格闘する旨のメールがきました。
実は以前から、この看護学生には、「パソコン使えばいいのに」と、話をしていたのです。
だって、膨大なレポート、手書きしてたら大変じゃない。
パソコンならコピー&ペーストしまくれば、それらしいレポート作れるし(爆)。
と、思っていたのですが、このサイトを見て、ちょっと待てよ、と思い直したのです。
ラポール~看護教育にたずさわる方々のための情報交流サイト
┗ ラポール相談室
Q 実習記録について
~実習記録を、鉛筆書きやパソコン入力するのは非常識ですか?
~実習記録を最終的に学生に返却することに問題はありますか?
~実習記録を家に持ち帰って記入することは問題(院外へ持ち出してはいけないもの)ですか?
http://rapport.medica.co.jp/conference/bn/2003_0501.html
看護実習の際のレポートの多くはこの「実習記録」です。
つまるところ、実習というのは病院で行われるわけで、そこには病気と闘う患者がいるわけです。
学生にとっては勉強の場であるけれど、患者は闘っているわけだし、学生だって「ナース」として見ているんですよね。
だから、「実習記録」≒「看護記録」なんだわ。
それは、プライバシーにかかわる話なわけで。
自宅のパソコンなんかで作成されては困るわけだ。
suicaがどうの、などと以前書いたくせに、こんなことをわからなかったとは。
なんという不覚。
そういう意味では「電子カルテ」とかも危ないですよね。
データの漏洩はさることながら、電子データは改竄されてもわからないからね。