死にかけた夜

本日21:30頃、雨の東北道(80キロ規制中)を人様に言えないような速度で走っておりました。
鶴巣PAを過ぎ、大和ICまであと2キロというあたりで、前方にトロトロ走るセダンが1台見えたので、追越車線に入り、加速して追い越しをかけようとしたところ、突然そのセダンがウインカーもつけずに追越車線に車線変更するではありませんか。

突然目の前にクルマが。
雨の高速道路で、1*0キロでフルブレーキングしたらどうなるか、なんてことは免許が無くたって想像できるでしょう。私もわかります。だから、この瞬間、「終わった」と思いました。
しかし、体は勝手に反応して、ステアリングを渾身の力で握り締めフルブレーキ。ぶつかった、と思った瞬間、かのクルマは車線変更をやめてもとの走行車線へ。間一髪。路面が排水性舗装になっていたため、轍に水がたまっていなかったことも幸いしたようです。

もう汗びっしょり。顔面蒼白。心拍数アップ。
1990年のツールドコルス(だと思う)で、当時セリカに乗っていたサインツが味わった恐怖と同じ(笑)。
※閉鎖されているはずのSSで全開走行中にコース内に一般車両が飛び出してきて、神業的テクニックで回避したものの、心理的ダメージをうける、というトラブルがあった(記憶の範囲です)。

「このボケ!どこ見とるんじゃ」と小一時間問い詰めようと思ったのだが、さらにその前に大型トラック3台がおったので、アクセルを緩めるわけにも行かず、高心拍数のまま走行。奇跡の生還を遂げました。

交通法規を守って、死なないようにしましょうね。

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