BMWもCセグメントに?!

BMW「1シリーズ」発表 欧州各社がコンパクト車攻勢(asahi.com)
 http://www.asahi.com/business/update/0921/098.html

ついに、BMWまでが。
最近過熱気味の欧州Cセグメント市場にBMWが参入、である。

「Cセグメント」といえば、大きくもなくやや小さめ、しかしコンパクトカーでないという「中途半端」な立ち位置にある。自分としてもどちらかといえば、これよりも小さい本当の「コンパクトカー」である、「B」か「サブB」を好む。ただし、メーカーとしてみれば、ブランドイメージを落とさないギリギリの範囲での「小型車」を造れるサイズなのだから熱がはいって当たり前か。

このCセグメントでもっとも有名なのはVWゴルフだろう。
そのほかにも、こんなクルマたちがいる。
★フランス車…プジョー307、ルノーメガーヌ、シトロエンC3
★イタリア車…アルファロメオ147フィアット・スティーロ
★ドイツ車…アウディA3オペル・アストラフォード・フォーカス
★日本車…日産・アルメーラ、マツダ3(アクセラ)、トヨタ・カローラ

これだけ見ても、このクラスの過熱加減がわかる。

しかし、日本車のこのクラスの居心地の悪さといったら。
日本車のこのクラスははっきりいって全然ダメ。
なぜか。カローラ以外売れないから。
マツダ3(アクセラ)は、これまでヨーロッパで大人気だったマツダ323(日本名:ファミリア)の後継車だから、きっとヨーロッパでは売れると思うが、日本では厳しいだろう。「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」のルノー・メガーヌなんて、日本じゃ見向きもされない。
しかし、今やゴルフやA3、アルファ147は大人気。
147なんて、こんなに売れてるのは日本くらいだろう(違ってたらごめんなさい。フィアットアンドアルファロメオ・ジャパンの方)。きっとBMW1シリーズも売れるのでしょうね。

確かにいいクルマだから。
いいクルマが評価される、ということは嬉しい。

猫も杓子も「ミニバン」に群がる消費者。
クルマを知らない人にまでだまして「ミニバンっぽい変なクルマ」を売りつけようとするメーカー。
→「Bb」とか「シエンタ」とか、「キューブ・キュービック」とか…のことです。
貧乏なのにブランドを身につけたがるアホ。
こんなのが闊歩しているうちはCセグメントの本当の良さなんてわかるまい。
そんな日本のマーケットを見透かして、1シリーズを持ってきたBMWにも「喝」である。

さて、この秋、ルノー・メガーヌ・スポール(RS)が上陸する。興味津々である。

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