スバルの行く末

トヨタ・富士重が共同開発 スポーツカーを検討(asahi.com)
 http://www.asahi.com/business/update/0809/TKY200708090396.html

いよいよ、トヨタの市場制圧が始まった、というのが、この記事の第一印象。
自分たちの弱いところは、事業提携・子会社化した関連メーカーの技術を吸い尽くす。
見せかけの「ウィン=ウィン」の関係としか思えません。

スバルが誇るべき「ボクサーエンジン」こと水平対向エンジンをトヨタが使いこなせるのかどうか、が非常に見ものだ。「使いこなせる」というのは、200万円以内の販売価格でスポーツカー、という商品づくりにいかせるのかどうか、という意味です。
もはやニッチ市場と化しているであろう「スポーツカー市場」をトヨタブランドと、そのマーケティング力で面白くしてもらえるのであれば、若干の期待もあります。しかし自分は、そういう結果はこないだろう、という予測をしています。
むしろ、水平対向エンジンを手に入れたトヨタの野心は、ハイブリッドエンジンの改良・強化にあるのではないか、と思います。まじめに水平対向エンジンを使って「スポーツカー」なるものを作り上げるとは信じがたいのです。

元をただせば、スバル・富士重工業が、小型・コンパクトカーのセグメントでまじめにクルマ作りをすることができなかった、ということが一番の問題です。レガシィとインプレッサにこだわった挙句、名車ジャスティの自力での後継車づくりを放棄したのですから(OEMでスズキ・スイフトをジャスティとして販売。07年秋からは、ダイハツ・ブーンをOEM、そして08年夏から記事にあるダイハツ・クー)。
せっかくフィアットにCVTを供給していたのですから、スバル版パンダプントを開発すればかったのに。

いずれにせよ、レガシィにハイブリッドエンジンなんかが載った日には、スバルとはとっととお別れします。
そこまでしてトヨタと連携するのであれば、もう乗用車作りはやめて、ボーイング787の中央翼供給などといった航空機事業に専念すればいいでしょう。そのほうが株価もあがるよ。

コメント

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