遅ればせながら入手した、クレイジーケンバンド9枚目のオリジナル・アルバム。
毎回、ワクワクさせてもらうCKBサウンド。
今回もまた、まぎれもなく「CKBサウンド」全開でありながら、これまで以上に「東洋」「アジア」の空気感ありまくり。「プレイボーイ革命」「TIKI TIKI TROPICAL KINGDOM」「バンコクの休日」のグルーブ感は最高だし、「 ヒルトップ・モーテル」にはひっくり返りました(笑)。あの名曲「ヒルトップ・マンション」とは違って、タイの暑い空気が肌に伝わるような温度感です。
「路面電車」で描かれる世界も剣さんならでは。誰にも書けないです。この歌詞。サビに「ガタンゴトン…」だもの。
一方で、夏の昼下がりに風に吹かれながら聴けばよかった、と今頃後悔したくなるような爽快感とけだるさの両方が襲ってくる感じがたまらない「タオル」「SUNSHINE 888」は泣けます。
一番のおすすめは、菅原愛子ちゃんのヴォーカル曲「SUMMER TIME」。とっても爽やかで心地よいラヴァーズ・ロック。もうやみつきですわ。
初のスタジオ録音版での登場となった「LADY MUSTANG」もメチャメチャカッコいいし、ノッさんのギターがさえわたる「NOSSAN’S WORKOUT」も、イイネ!と叫びたくなります。
「考えるな、感じろ!物凄い音楽。」というこのアルバムのコピーそのままの、圧倒的にカッコいいアルバムです。もちろん大人向け(笑)ですので、もし、若い女の子を隣に乗っけてドライブするチョイ悪オヤヂを演じるときは十分ご注意を。
ドン引きされるか、惹かれて堕ちるか、結構ギャンブルかもしれません(爆)。
クレイジーケンバンド
Almond Eyes (2007/08/08)
売り上げランキング: 678
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おすすめ度の平均: 

ロックのシーラカンス
アジア人のプライド
未だ追随者のいない無敵のサウンドマシーン
コメント
(こちらからトラバすると意味不明になってしまうので、コメントにリンク入れさせていただきます)
『考えるな、感じろ!』
タイトルを見た瞬間、この記事にぴったりだ!と感じました(^。^)y-.。o○
http://jinan.cocolog-nifty.com/tsure/2007/09/v36ds_b999.html
タイトルだけね。。。
痛いなぁ、「考えるな、感じろ」。最近の胃痛の原因は、それができないからかなぁ。「思ったまま、感じたまま」の生き方って、いつの間にかできなくなったと思う。学生時代のダチにも時々言われる。「昔は、もっと髪あって(じゃかあしゃあ!)、髪も性格もパンク(タイヤのパンクじゃない。いや、ある意味壊れてたという意味では当たってる)してたのに」なんて。成長したのか、後退したのか、自分では、少なくても後退したなんて思っていないけど、やっぱ、時々考えたりするよな。まあ、髪は減ったが、逆モヒカンという形に進化したしね。あ~こんな哀愁に浸ってる場合じゃない。オラもケンちゃんのアルバム買って、「イイネ!」の魔力で癒してもらって、ちょいハゲ悪親父気取って、PinkのNOVAウサギを助手席乗せて、Blackのキャディラックに乗って、Blueな海に行って呑みたいコロナビール。
「考えるな、感じろ!」
じなん さん >
なるほど。
確かにドライビングフィールは大事です。
最近、「感じるドライブ」してねーなぁ…。
ippak さん >
思ったまま、感じたままの生き方したら、ダメよ(笑)。
理解されないんだから。一人で生きていくならいいけど。
…以下、自己規制。
とにかく、アルバム買いなさい。
あなたなら、オイラのレビュー、わかってくれると思う。