新潟から帰ってきたら、やっぱりというか案の定というか、腰のヘルニアが暴れだしました。痛くてたまりません。月曜日くらいから左足の膝から下が痺れていて、嫌な予感はあったんですが、腰痛ベルトもせずに、セレガに貸切バスに長時間揺られていたことが原因だと思われます。
今日は、娘と海に行く約束をしていたのですが、この腰の痛みを抱えたまま行ったら、絶対に週明けは仕事にならないような気がしたので、朝にキャンセルしました。そのまま、一日寝ていたかったのですが、娘があまりに不憫なので、今日から開催している「古川まつり」を見に行くことにしました。
「古川まつり」は、わかりやすく言うと、七夕まつりです。
中心部の商店街を大小の七夕飾りが彩ります。
実は自分はこういう「お祭り」に行って散策する的な行動が大の苦手です。
子どものころ、あまり連れて行ってもらった記憶がない(と書くとオカンにひっぱたかれるかもしれませんが)ことが、遠因かもしれません。
「お祭り」という「ハレ」の場というのは、日常生活である「ケ」があって、初めて成り立つのだと思います。つまり、日常は、組織や社会の中でルールに基づいて生活し、「ハレ」の日だけは、その束縛が解かれる…それが「お祭り」です。裏を返せば、「祭り」というのは、社会生活やシステムを維持するために、日常性を破るような場を作る必要があったから存在しているのではないかと思います。日本のような農村社会での「祭り」とは、農耕という共同作業とそれを行うための社会システムを維持するために、社会的にがっちりと組織化して行われたものです。ですから、「祭り」は、ムラをあげて、みんなで参加して騒ぐわけです。
逆に、自分みたいに年がら年中「ハレ」、みたいな人間は、「ケ」を破る者として、「お祭り野郎」と呼ばれて村八分にされたわけです。秩序を守るための装置が「祭り」なんですよ。
だから、自分としては「祭り」というのはあまり興味がないんです。
…とつなげたかったんですけど、要はめんどくさいだけ(爆)。
七夕見ながら、高いビールや焼き鳥を嗜みたくもないし。
でも、娘のために我慢して行きました。
カキ氷や綿あめも買いました。
でも、最大の問題は、…暑い!! これにつきます。
気温32度の下で、フラフラしたら体に悪いです。さすがに娘も無口になってきたので、ころあいをみて帰ってきました。やっぱりおもしろくなかった(笑)。腰の痛みも増強されました。