いただきもの

しばらく前に知人にいただいたまま冷蔵庫に寝かせていた日本酒を、先週あたりに賞味したのですが、すっかりアップするのを忘れていました。

いただいたお酒は、山形県酒田市の菊勇(株)の醸した「純米吟醸 三十六人衆」です。

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美山錦55%精米の純米吟醸、とあったのですが、思いのほか吟醸香は感じません。
むしろ純米酒のキレが先に舌に広がる感じです。どちらかというと、懐かしいキレです。力強い日本酒の魔力ともいうべきかしら(笑)。
うわ…。久しぶりにこういう酒にであったなあ。嫌いじゃないです。

でも、一口飲んだ相方は、「酒臭い!」と言ってパス。
この感想のほうが、わかりやすい(笑)。

会社のサイトを見ると、「味は日常の生活で晩酌、その他で飲まれるいわゆる”生活酒”を目指しているため、特に香りのみを追わず、お燗をしても味が崩れない安心して飲める酒造りをしています。辛口でキレがよく、しかも奥深い広がりのある味を心がけています。」とありました。

なるほど。そういうことか。
最近、吟醸香だけがもてはやされてるもんだから、これ、付け香じゃない?ってわかるような、とってつけたような吟醸香を持つ酒も出回っている気がしています。
そんな世の中へのアンチテーゼとしての「生活酒」。いいんじゃないですか、こういう姿勢。
応援したくなりますね。

ただ、この酒、ホントに効くわ。
1本空けたら、翌日のPTA行事、結構キツかったもん。

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