新年早々…

2010年の年明けそうそう、強烈な冬型の気圧配置となりました。
1月1日午前6時の千島沖の低気圧は976hPaと、台風並みに発達。しかもそれが二つも。

 千島近海の北緯45度、東経146度には、976hPaの発達中の低気圧があって、ほとんど停滞しています。中心の南側2000キロ以内と北側950キロ以内では、15から25メートルの強い風が吹いています。なお、この低気圧の中心は24時間後の2日午前6時には千島近海の北緯43度、東経149度を中心とする半径170キロの円内に達する見込みです。

 また、北緯45度、東経152度には、976hPaの別の低気圧があって、北へ毎時20キロで進んでいます。

 日本のはるか東の北緯36度、東経167度には、988hPaの発達中の低気圧があって、東北東へ65キロで進んでいます。中心から閉塞前線が北緯36度、東経168度を通って、北緯35度、東経169度に達し、ここから温暖前線が北緯32度、東経172度を通って、北緯30度、東経175度にのび、寒冷前線が北緯29度、東経165度を通って、北緯24度、東経157度に達しています。中心の南東側1100キロ以内と北西側560キロ以内では、今後12時間以内に15から25メートルの強い風が吹く見込みです。なお、この低気圧の中心は24時間後の2日午前6時にはアリューシャンの南の北緯40度、東経180度を中心とする半径280キロの円内に達する見込みです。

 アリューシャンの南の北緯48度、東経177度には、988hPaの発達した低気圧があって、南西へ20キロで進んでいます。中心の南側1100キロ以内と北側560キロ以内では、15から18メートルの強い風が吹いています。

▼約1日後の、1月2日午前3時の実況天気図。等圧線がすごい。
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そんでもって、その結果、宮城県大崎市古川周辺では、12月31日夕方から雪、というか吹雪、それも地吹雪が荒れ狂いました。1月1日なんか、もう1日中吹雪で視界不良。1月2日の夕方まで降り続きました。

▼1月1日 8:40の様子。一晩でこんなに。
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▼1月1日 14:16の様子。一瞬だけ青空がでました。
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▼1月1日 14:54  …しかし、すぐに猛吹雪。
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▼1月2日 8:00   タイヤが半分埋まりました。
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こんなに降ってたのは古川から鳴子にかけてだけみたいで、他はすっかり晴れていた様子。

さて、外出から戻ってみたら、やっぱり自宅前の駐車場は雪に覆われてしまい、停められない。
小一時間、ひたすら雪かき。

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▼30センチはありますね。
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▼最終到達。
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コメント

  1. じなん より:

    んまぁ~っ、やっぱり日本は南北に長いんですね~ヽ(^o^)丿
    我が故郷は、年末から最低気温が氷点下まで下がりはするものの、低気圧に恵まれず(?)、雪は降りません(^^ゞ
    “非日常”にワクワクする私は、たまにそういう雪が降ってくれることを願っているのですが、ここ数十年、その願いは叶いません…。

  2. billancourt より:

    じなん さん >
    「非日常」もいいんですが、雪かきのせいで身体に影響が…(爆)。

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