組織の歯車にもなっていない

NHK-Gの「プロフェッショナル」を見てました。

登場したのは、東京地下鉄(株)鉄道本部鉄道部輸送課の牛田貢平氏。

「スジ屋」なんて言葉がテレビで取り上げられるなんて、初めてじゃないでしょうか。それで気になって見ちゃったんですけど、あんまり面白くなかった。

もちろん、1分目ダイヤに書かれてるヒゲの解説をテレビで聞けるなんてなかなかできない体験ですので、ニヤニヤしてましたけど。(詳しくはWikiの「ダイヤグラム」の項を)
ただし、ダイヤ改正作業をはじめとする彼の仕事の中身にはあまりワクワクしませんでした。
考えれば考えるほど、具合悪くなりそうな仕事だから、自分には到底できないや…とか思っちゃったし。

一番残ったのは、牛田さんがかつて「組織の歯車にすらなっていないのでは」という不安を抱えたことがある、という言葉を口にしたこと。

組織の中での存在感を、自分自身で見つけることは至難の業だよね。
ましてや、自ら思うように仕事ができていなかったり、制約があったりすればなおのこと。

今の自分にオーバーラップ。
組織の中で役割を発揮することができないのであれば、その組織にとっても、自分にとってもメリットはないですもんね。

組織の中どころか、生きている意味とか、存在価値とか、そんなことを考えちゃったひと時でした。
誰にも、何にも役に立ってねえじゃん。

入院してた時を思い出した。
何にも役に立ってない自分が情けなくて、なんかどうでもよくなってしまったのよね。

はあ…。変わらねえな。

コメント

  1. お猿の籠屋台 より:

    お久しぶりです。お元気でしたか。
    billancourtさんのブログを読んで、ある人の言葉を思い出しました。
    「どう思おうと、存在する理由があるから、あなたは、そこにいる」
    そこに存在するのは、目先の結果が良かれ、悪かれ、その組織に意味のあることであって、社会が発展する一つの流れでしかない。
    そして、納得できない自分に抗う魂の集まりが、そんな社会の流れをつくっているのではないかと、私は思います。
    ごめんなさい。そんな事を言いながら、しょっちゅう私なんか、自己嫌悪ですよ。

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