悲しき残骸に涙する

所用があって、女川町役場に向かいました。

はっきり言って行きたくはないのですが、目を背けている場合じゃないし。

浦宿のセブンイレブン(ここは現在、女川では唯一といっていい小売店となっている)を過ぎ、女川高校のあたりから風景が一変します。

ガレキの撤去が進むにつれて、町は更地と化し、自分がどこにいるかがわからなくなります。
確かに震災前にはここには町があったはずなのに。


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女川町役場は津波によって壊滅的被害をうけたため、仮庁舎で業務しています。

所用が済んだので、近くのJR女川駅に行ってみました。
が、線路も駅舎もホームもなくなっていて、どこだかよくわからない状態になっています。
唯一の痕跡は、このエレベーター建屋の残骸。

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この姿、決して忘れません。

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