実は私、「二日酔い」というものにはほとんど無縁で生きてきました。
もちろん、悪酔い、というものは過去には何度もありましたし、記憶がない夜、というのもまあ多々ありました。
記憶がない、ということでいえば2つほど自戒も込めて告白しますが、一つは今から10数年前、当時の彼女とのいろいろがあって、ちとおかしなテンションになっていたために、一緒にいた3人で、およそ30分でビール大瓶を1ケース空け、さらにそのあとズブロッカを2本ほど飲り、どうもその後の記憶がなく、実際はその後もう1~2軒行ったのですが、行ったことは覚えていますが、会話を全く覚えていないんです。どうも相当迷惑をかけたようなのですが(恥)。
もう一つは、…やっぱやめときます。つか、この話ですけどね。
この時、奴が話したキーワードが、今でもずっとつながってるんです。それはとても嬉しいこと。その言葉を頼りにして今までも生きてきたのですから。これからも、その言葉に甘えさせていただくことにします。よろしく。
話がずれたけど、私は二日酔いってあまり体験がないんです。
大酒飲んでもとりあえず朝飯はおいしくいただけるタイプで。おかげさまで、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)がしっかり仕事をしてくれる、「ALDH2が活性化してる人」みたいです。
が、日本人(いや、モンゴロイド)ではそういう人はそう多くないようなんです。
特に日本人の4割は、ALDHの活性が欠落、もしくは低下しているそうです(このサイト参照)。つまり、日本人の半数近くは、飲酒するとアセドアルデヒドの分解がゆっくりなので、二日酔いになりやすい、ということのようです。
…いやいや、先祖に感謝だわ(笑)。マジで。
で、午前中、相方から「二日酔いで死にそうだ」というメールが来ました。
ホントに気の毒なくらいな二日酔いで苦しんでいることが多々ある方なので、さすがに何か知恵を出さないと、と思い、以前から気になっていたあの薬を試してもらうことにしました。
それは…「ハイチオールC」!!
そうです、しみ、そばかすに効くという、長澤まさみちゃんのCMでおなじみのあの薬。
なんと、主成分である、L-システインには、ALDHの作用を助ける効果があるんだとかで、効能・効果欄には「二日酔い」という記述があるんです!
早速、相方に投与したところ(笑)、本人の目論見より、早めに立ち上がることができたとのこと。へぇ。ホントに効くんだね。ま、ブラセボ効果かもしれませんけどね。
でも、効けばいいんです。効けば。
ま、あまり知られていないクスリの効用の話でした。二日酔いでお悩みの方はぜひお試しください。
もちろん、同時に、大量の水分(できればスポーツドリンク)を摂取することをお忘れなく。
なお、サウナとかシャワーは人によっては逆効果ですので、自分の体調や体質をよく見極めてから実施してくださいね。
…その前に、予防しろやっ!!
※なお、同じハイチオールでも、AKB48がCMしてる「ハイチオールB」は、L-システインの含有量が少ないので、二日酔いへの効能はあまり期待できません。効能・効果欄にも「二日酔い」の記載はありません。