産業医の診療所を受診し、「12月20日までの休業」という診断書を貰ってきました。
途中、リハビリと称して、いろいろなところに出没する可能性がありますが、見かけても見なかったことにしてやってください(笑)。家に籠っているのはどうもよろしくないので。まあ、仙台とかには基本行きませんけどね。誰に会うかわからないし、会ったら怖いし…。
どうせ休んでるのだから、本でも読んで…とも思うのですが、頭に入らないんですよ。
1日いても飽きなかった大好きな本屋にいてもあまりときめかないし、まあ、1時間が限度かなあ。長居すると疲れちゃって。
温泉とかも行く気がしないのね。湯につかりながら、いろいろなことを思い出しそうだし。
まあ、いっそのこと、ジムにでも通おうかな、とも思ったりもしますが、仕事に復帰したら、絶対行かなさそうだよねぇ。しかも1日1食、睡眠時間ほぼ2時間という生活なので、激しい運動もちょっと。
やっぱり自転車買おうかなあ。クルマはもうちょっと我慢して。
あと、散歩だな。
まあ、焦らずゆっくりと。
「治すことを課題化したり、一生懸命治そうと思ったりしちゃだめだよ」と、大変難しいことを言われているので、のんびりと過ごすしかないようです。
という訳ですので。構わず、そっとしておいてください(※こういう面倒くさいことを書くやつは、たいていの場合逆説的な意味がこめられたりしているのですが:笑)。
どうぞ、よしなに。
全くこれまで、僕たちの現れるところ、つねに、ひとりでに明るく華やかになつて行つたぢやないか。あとはもう何も言はず、早くもなく、おそくもなく、極めてあたりまへの歩調でまつすぐに歩いて行かう。この道は、どこへつづいてゐるのか。それは、伸びて行く植物の蔓に聞いたはうがよい。蔓は答へるだらう。
「私はなんにも知りません。しかし、伸びて行く方向に陽が当るやうです。」
さやうなら。
太宰治『パンドラの匣』より
(筑摩書房「太宰治全集」 第8巻 P.141)