7月21日に公開された「おおかみこどもの雨と雪」を、子どもと一緒に見に行ってきました。
映画「おおかみこどもの雨と雪」 オフィシャルサイト
http://www.ookamikodomo.jp/
号泣必至と言われてたけれど、結果、そうはなりませんでした。
あまりに設定がファンタジーすぎて、ストーリーにあまり入り込めなかったからかも。
(ストーリーには言いたいことがいっぱいあるけど、ネタバレになるので省略)
でも、背景のきれいさ、マニアック度はやはり細田さん、貞本さんならでは。
書棚の本が時を追うごとに変化していたり、でも「ぐりとぐら」と「おおきなかぶ」が最後まであったのがちょっと嬉しかった。
クルマが実にリアルだったり。特にジムニーのインパネと、駐車場に止まっていたレガシィワゴン(BP型)は本当に見事。「崖の上のポニョ」のリサ・カーとは真逆のリアリティ。
一番ワクワクしたのが送電線鉄塔(爆)。烏帽子型だったり多回線鉄塔だったり。
烏帽子型鉄塔と、北アルプスっぽい山々の姿で、これは長野か富山だな、と推測していたのですが、やはり富山でした。細田さんの出身も富山だし、それでかしら。
※ちなみに「烏帽子型鉄塔」っていうのは、こういうの。超高圧送電用、もしくは山岳地帯・豪雪地帯に多く見られます。→ Googleで「烏帽子型鉄塔」を検索。
滝や川の水、山の緑の描写は本当にきれいでした。
細田さんお得意の小道具(?)、「分かれ道(Y字路)」や「ジュース」もちりばめられてて、ドキリとしたり。
ところで、花が草平に出したジュースは、なんだったの?私には青かったのでブルーハワイにしか見えなかった(笑)のだけど、宮崎あおいにひっかけたわけでもないでしょ…。
まあ、ストーリーがどうのこうの、以前に、完全に細田ワールドに翻弄されていた私でした。
▼映画館のポスターに、細田監督のサインが入ってました。
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