毎年3月にJRのダイヤ改正が行われるので、この時期、「時刻表」は欠かせません。
もちろん、読み物として、です。
時刻表購読(?)者には、「JTB時刻表」派と「JR時刻表」派の二派がある訳ですが(笑)、私は「国鉄監修 交通公社の時刻表」の流れを汲む「JTB時刻表」派であります。
やはり目玉はE6系「スーパーこまち」誕生、なんですが、私は別なところに注目。
(1)特急列車のページの表記が「昼間の特急」から「特急」に変わった。
夜行寝台特急がほとんどなくなったから、「昼間」って書く意味がなくなったということですね。
確かに、寝台特急のページは、見開き2ページ、6列車のみでした。
(2)特急列車のページに車両形式が掲載された。
この情報は、必要な人と全く必要ない人がいますよね…。そういう情報を載せちゃうJTBパブリッシングはすごい。
で、この車両形式の欄、今まで何か書いてあったよな、と記憶をたどれば、そうそうそこには「プッシュホン予約」用のコードが書かれていたんですね。「プッシュホン予約」は2013年1月31日をもってサービス終了したので、この欄を活用したんだね。
【プレスリリース】プッシュホン電話予約・空席照会サービスの終了について(JRグループ|2012年11月16日)
http://www.jreast.co.jp/press/2012/20121113.pdf
「プッシュホン予約」、懐かしいなあ。何回か使ったことあるけど、ネットで予約できるようになってからは、「みどり」にも行かなくなっちゃったものね。「みどり」で第1希望から第3希望まで書いて、マルスの結果待ちしたのはいつの話か…。
車両形式、ピンクのページの編成案内にもしっかり掲載されています。抜かりなし。
(3)只見線・田子倉駅、ついに廃止。柿ノ木駅は臨時駅に降格。
田子倉駅は、2011年7月の豪雨による運転見合わせが解除された昨年10月の時点で、全列車通過とされて、そのまま冬季通過になり、とうとう廃止されることになりました。
柿ノ木駅は国鉄時代は仮乗降場だったので、先祖帰りですが、ここも廃止は時間の問題でしょう。
山田線の大志田駅・浅岸駅、奥羽本線の赤岩駅も同じ運命をたどるような気がします。「秘境駅」も淘汰されていきそうです。
…それにしても、10年も全列車が通過し、「休止駅」となっている仙山線の八ツ森駅・西仙台ハイランド駅が廃止されないのが本当に不思議。「休止」なので事実上の廃止なのですが…。
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