横田やで見つけたスゴい本

久しぶりに仙台の「絵本と木のおもちゃ 横田や」に行ってきました。

絵本コーナーで、かこさとしさんの「からすのパンやさん」の続編などを見ていたのですが、書棚のあるところで、妙な本を発見。

1376194959551_299x448

なんだこりゃ。円周率百万ケタ???素数15万個???

手に取ってみたら、思わず爆笑。これはなんなんだ、スゲー、とハマっていたところ、店主の横田さんに見つかった(笑)。―― 「それ、おもしろいでしょ。最近仕入れちゃったんだけど、ハマってくれた人、初めてだよ」

そこまで言われたら買わずにはいられない!
もう一つ、探していたけど絶版になっていたリュック・エスタン著「サン=テグジュペリの世界」も見つけたので、一緒に買ってしまいました。

サン・テグジュペリの世界―星と砂漠のはざまに

リュック エスタン 岩波書店 1990-10-05
売り上げランキング : 1170566

by ヨメレバ

買うまでの時間、横田さんに「あなたにおすすめ!」と言われ、デビッド・マコーレイの絵本を堪能。これはちと高いので、衝動買いできませんでしたが。

(紹介されたうちの1冊)

新装版 道具と機械の本――てこからコンピューターまで

デビッド・マコーレイ 岩波書店 2011-09-08
売り上げランキング : 33189

by ヨメレバ

さてさて、買ってきた本を紹介しましょう。
まずは『円周率1,000,000桁表』から(笑)。

20130811_212454_336x448

最初に「説明と注意書き」、そして「乱数表としての使い方」。

20130811_212059_354x448

なるほど。乱数表かぁ。
そしていよいよ本編。

20130811_212215_336x448_2

1ページに1万桁。これが延々100ページ続きます。
3.1415926535897932846……5779458151と。百万桁目は1だそうです。

そして最後に「Q&A」です。

20130811_212409_373x448

でも、ウケたのは奥付と価格。刷数が可笑しい。

20130811_212424_448x301

20130811_212442_448x302

さて、続きましては『素数表 150000個』に行きましょう。

20130811_212500_336x448

例によって最初のページ。

20130811_212515_346x448_2

そして本編は、

20130811_212527_333x448

…同じ(笑)。1ページに1500個の素数×100ページであります。

当然、こちらにも「Q&A」があります。

20130811_212604_333x448

「1から始まってるじゃないか!」「どうして235円じゃないんですか?」がおもしろいですな。

…本当に、買ってどうするんだろう、私は。

ちなみに、今の時点でわかっている最大の素数は、257885161 − 1 。1742万5170桁の数らしいっす。メルセンヌ素数の48番目。

「これまでで最大の素数」を発見(WIRED.jp)

 史上最大の素数が発見された。素数探索プロジェクト「GIMPS」の参加者が発見したもので、素数の中でも特に珍しい「メルセンヌ素数」の48番目になる。

 http://wired.jp/2013/02/07/volunteer-discovers-a-new-17-million-digit-prime-number/

コメント

  1. お猿の籠屋台 より:

    私は中学生の時から理数系は苦手です。この本の円周率の多さ、数字の意味は全くわかりません。
    でも、この本、萌えます。失礼、興味深いです。たぶん、私は数字の羅列の美しさと、自分には理解できない迷宮の艶やかさに、衝動買いしそうです。わからないほど、魅力的なものはない。
    でも、数学には理論に裏付けされた美しさが、あるのですよね。
    何より、作者の方と、横田さんの感性に感動しました。

タイトルとURLをコピーしました