こんなツイートが流れてきて、目を疑いました。
「植物を使って仕事をするのが究極」と嘯く自称プラントハンター西畠清順が、著作権が切れたのを良いことに星の王子さまの隣にしゃしゃり出て、「オリジナルストーリー」まで付けて売り出すセット商品は
「銀座ソニーパーク」で限定発売。銀座ソ… https://t.co/1o8cZvA5rg
いや、もう、作者や作品へのリスペクトを全く感じない二次創作(いや改変)は、ファンの心を傷つけるとかいうレベルじゃなくて、文学を全部敵にまわしてるんじゃないかとしか思えないんです。サン=テグジュペリを心より敬愛する私は、もう本気で怒りで震えてしまって。
しかもよりによって「バオバブ」だよ。
サン=テグジュペリがバオバブにどういう思い込めてたのかわかってないんだろうなあ。
いや、わかっててやってるとしたら、これはもう歴史の改変というか歴史への反逆ともいうべき最悪の事案でしょう。もうホント怒りが収まらない。
そうしたらこんなツイートも。
王子さまの星にズカズカ土足で立ち入り、挙句、隣に自分の姿を描いてしまった 件についての 悲しみは深い。あの人は「星の王子さま」について何一つわかってないしわかろうともしていない。そうでなければあんなことはできやしない。 https://t.co/odvkTyEVxK
そうなのよ。
「星の王子さま」について「わかろうともしない」、っていうのが決定的にダメなんだよね。
だけど、そもそもあの人は「ダメ」ということ自体も「わかろうとしない」という、もう何というか根本的なレベルでアレなのよ。
ようは総理大臣とか、件の与党議員とか、そういう人ばっかりの世の中になってることについて、ますます怒りが止まらないわけですわ。
とりあえず、「星の王子さま」をちゃんと読もうね。
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星の王子さま―オリジナル版
サン=テグジュペリ 岩波書店 2000-03-10
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