先日(といってもずいぶん前だ)、リハビリと称して東京に行きまして、ふらふらしておったんですが、その時のお散歩のことを少々。ツイッターでも「実況」したんですけど。まあ、まとめというかなんというか。
広尾の山種美術館で開催している「ザ・ベスト・オブ山種コレクション」を見に行きまして、それはもう素晴らしかったのです。
前日にお友達にやってることを教えてもらったのがきっかけだったんですけど、まあ名画(有名画)、重要文化財のオンパレード!絵画に興味が無い、という人も、これはぜひ見てほしいです。本物はやっぱり感動します。
私なんて、松岡映丘の「春光春衣」の前でしばらく呼吸するの忘れました(笑)。いや、本当に。なんだろうあの煌びやかさ。見ただけでポーッとして、恍惚感っていうのか何というのか。絵画のチカラ、ハンパねえ。
そんな幸せ感に浸ってたからかどうかはわからないのですが、しばらく歩きたくなりまして、美術館を出て右(北)へ進み、広尾三丁目交差点へ。ここで右手(日赤医療センター方面)を見ると、道路が下がっているではないですか。自分の感覚だと、日赤や広尾の外苑西通りの方が高くなっているイメージだったのであれ?これはもしや、とある直感を胸に、この道を右折して日赤医療センター方面に向かってみました。
★この周辺の地図です★
クロアチア大使館を過ぎて、東京女学館小学校の角の交差点まで来たところ、ここを底にして、今度は日赤に向かって上り坂になっているではないですか!これはもう間違いない。
これは絶対にここに川があったはず。暗渠化されてしまったのでしょう。どこかに痕跡があるはずです。
★その場所の地図です★
その直感通り。
ありました。川が。その名は「いもり川」。
階段を下りて、川筋を辿って行きます。
いかにも「川の跡」といった雰囲気があります。
この「いもり川」を地図で辿ると、このまままっすぐ渋谷川に合流していたようですね。
東電独身寮と朝日広尾マンションの間の公園が合流地点だと思われます。
また、いろいろネットで調べたら、この川は青山学園あたりを水源にしていたということです。
参考::: 「東京の水 2005 Revisited」様の「いもり川」の記事より。
★推測ルート★
さてさて、いもり川に沿って歩いていくときりがないので、途中で谷の坂を上って日赤方面に向かいました。ところがこの谷、意外と深くてかなり上らなければいけなくて、運動不足の私にはいい運動(いや、結構疲れた)。
▼振り返って撮るとこんな感じ。
この後、日赤医療センターの前を通り、渋谷広尾四郵便局の前でまた首をかしげることに。
地図を見ないとわからないことなのですが、細い道に港区と渋谷区の区境が走っているのです。どうしてこの道に「区境」が??
先日のタモリ倶楽部ではこの先の島根イン青山の敷地内を通る区境を訪問していましたが、この区境はそこに向かっていくもの。
※後日、「タモリ倶楽部」のこの回の録画を見直したら、タモリが「いもり川」を指摘してましたね。
▼東向き。左が港区青山七丁目、右が渋谷区広尾三丁目。
▼西向き。左が渋谷区、右が港区。
東京をゆっくり歩くなんて大学の時以来かもしれません。ハマりそうです。
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